Tamura & Kusanagi (2015b)

標準

日本人の英語学習者を対象として,文法性判断課題を用いて明示的暗示的知識の測定を試みたものです。対象項目を,英語の非断定的述語(non-assertive predicate)として,非断定的述語の補部(complement)に対する意味的制約への知識表象を検証しました。時間制限のない文法性判断の結果を明示的知識の指標,読みなおしをせずにできるだけ早く判断をくだすように指示をした文法性判断課題の結果の暗示的知識の指標としています。文の文法性(2水準)と課題(2水準)を独立変数として,文法性判断課題の正答率を従属変数とした分散分析を使用しました。結果として,文の文法性の主効果のみが有意であり,学習者は対象とした言語項目の意味的制約に関する知識表象に欠陥がある可能性を指摘しました。

Tamura, Y. & Kusanagi, K. (2015b). Measuring Japanese learners’ explicit and implicit knowledge of constraints on verb semantics: A case of assertive predicates in English as a Foreign Language. International Journal of  Curriculum Development and Practice, 17 (1), 25–38.

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